はじめに:初めての水族館にぴったりの場所
2歳半になる娘が「おさかなさん!」と魚に興味を持ち始めた頃。
そろそろ水族館デビューを…と思いつつも、本格的な水族館に連れて行って楽しんでくれるのか、人混みは大丈夫なか?と少し不安がありました。
そんなときに見つけたのが、山梨県忍野村の「森の中の水族館。」
日曜の午前中でも混雑はなく、すべての水槽をゆっくり観察できる落ち着いた空間。
水の音と光に包まれながら、娘と一緒に静かな感動を味わうことができました。
基本情報とアクセス
名称 | 森の中の水族館。 -山梨県立富士湧水の里水族館- |
住所 | 山梨県南都留郡忍野村忍草3098−1 |
アクセス | 【車】 ・東富士五湖道路山中湖ICから5分 ・中央高速河口湖ICから20分 【公共交通機関】 ・富士急行「富士山駅」からバスで15分 |
駐車場 | 無料駐車場あり (広くて停めやすい) |
料金 | 大人 420円 小・中学生 200円 未就学児 無料 |
公式ホームページ | https://www.morinonakano-suizokukan.com/ |
魅力ポイント
富士の湧水がつくる透明な世界
この水族館の最大の特徴は、富士山の湧水を使った水槽。
水の透明度が高く、魚たちの動きがくっきり見えます。
子供の目線の真ん前を魚が悠々と泳ぐ姿に、娘も夢中になって見入っていました。
身近な淡水魚との出会い
展示されているのは、ニジマスやヤマメ、イトウなどの淡水魚たち。
海の魚のような派手さはないけれど、普段はなかなか見ることのない魚たちを、間近でじっくり観察できます。
圧巻の二重回遊水槽
森の水族館の中心にあるのが、ドーナツ型の大きな「二重回遊水槽」。
ここでは、希少な「イトウ」や大型の「ニジマス」など、約3,000匹もの魚たちが泳いでいます。
水槽のまわりを歩きながら、どの角度からも魚たちの姿を楽しめるのが魅力です。
静けさと癒しの空間
館内は照明も音もやわらかく、まるで森の中にいるような静けさ。
水の音に包まれながら、親子でゆったりとした時間を過ごせます。
「にぎやかすぎない水族館」を探している方にぴったりです。
小さな子どもにやさしい設計
水槽の高さが低めで、2歳の娘でもしっかり見える設計が嬉しいポイント。
少し高めの水槽には、踏み台が付いていて子どもでも間近で魚が観察できます。
館内はバリアフリーで、ベビーカーでもスムーズに回れます。
「初めての水族館」にぴったりの、やさしいつくりです。
想像以上だった!家族で訪れて感じた森の水族館の魅力
森の中の水族館。の入場料は、大人わずか420円。
「こんなに安くていいの?」と思ってしまうほど、ここには“価格以上”の体験がぎゅっと詰まっていました。
中でも圧巻だったのが、館内中央にある大型の【二重回遊水槽】。
ぐるりと囲むように設置された水槽では、ニジマスやイトウが悠々と泳ぎ、子どもはもちろん、大人も思わず立ち止まって見入ってしまう迫力です。
2階から1階にかけては、二重水槽の水槽の内部から観察できるようになっていて、まるで自分が水の中に入り込んだような不思議な感覚に。
娘も「おさかなさん、まって〜!」と声を上げながら、夢中で魚を追いかけていました。
静かで落ち着いた空間の中に、自然の生命力が満ちている——
そんな贅沢な時間を、ワンコイン以下で味わえるなんて、ちょっと信じられないくらいです。
行ってみて感じたポイント
- 館内はそれほど広くないので、滞在時間は1〜1.5時間ほどが目安
- 飲食スペースはないため、昼食は近隣の道の駅やカフェを利用するのがおすすめ
- 湧水地帯なので、春や秋は少し肌寒く感じることも。羽織りものがあると安心です
- ベビーカーでもスムーズに回れるバリアフリー設計で、子連れでも安心でした
まとめ:こんな方にオススメ
- 混雑を避けて、静かに自然や生き物とふれあいたいご家族
- 小さなお子さんと一緒に、初めての水族館体験をしたい方
- 「派手さよりも、じっくり観察する楽しさ」を大切にしたい方


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